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googleコアアップデート -2019年09月26日

googleの検索結果の変動が話題になっていたので、書きました。
自分のサイト、業界に関連する内容で、多少の特殊要因もあるため、他の業界の参考になるかはわかりません。

Google SearchLiaison 氏のツイッターアカウント
@searchliaison の2019年9月24日のツイートによって、検索エンジンgoogleのコアアップデートの話題が急に出ています。

引用:
「The September 2019 Core Update is now live and will be rolling out across our various data centers over the coming days.」

見ての通り、当サイトは「商標登録」に関するサイトですし、その関係の検索結果順位はいまだ変動中ですが、実は8月前半から変動していました。
また、8月前半、中旬、9月初めなどにも、検索結果が変動しているという記事が各所に出ていました。

Webmaster Central Blog の2019年8月1日の記事、
「What webmasters should know about Google’s core updates
Thursday, August 01, 2019」
に、 google検索は毎日アップデートしている、ただしコアアップデートで順位が落ちたら、大きくは次のアップデートまで検索順位は上がらないかもしれない、ユーザーの役に立つコンテンツを提供し続けること、という要旨の内容が書かれていました。


上記2019年8月1日の記事は、過去の古い記事にすぎないというネットでの意見も直近で見られましたが、上記ツイートの要旨からすれば、今回のアップデート向けに書いてあることが明らかです。
毎日小さなアップデートのテストしており、8月1日の時点で今回のコアアップデートの方向性がわかっていたから、ウェブマスター向けに上記記事が書かれたものと思います。

8月上旬からgoogleの検索結果の順位変動が少し大きくなっていたことと、今回の変動とは、少なくとも当サイトの関連業界の検索結果では、大まかには同じ傾向です。
約1か月かけたアルゴリズム変更の小さなテストの繰り返しが終わって、ようやく正式に導入し、公表したが、検索結果としてはいまだ変動中というように解釈できます。
そして今回の変動は8月1日の記事に書いた通りだよ、と9月24日になってツイートしたように見えます。

9月25日夕方(日本時間)以降にモバイル表示に変更

ところで、いまだに変動し続けている検索順位はともかくとして、それ以外の変更、具体的にはモバイル表示の変更について、お気づきでしょうか?
ただしgoogleはときどきいろんなテストをするので、テスト途中のものを見てしまったかもしれません。直近で10時間以上は続いています。ただし短時間、途中で表示が元に戻った時もありました。

変更点はというと・・・。

PCで、たとえばキーワード「商標登録」で検索すると、

___検索結果画面____

(広告)

検索結果10件

(広告)

「検索キーワード」に関連する検索キーワード10件

____

これが出ます。
今もPCでは同じです。
9月25日の夕方まではスマホでも同じでした。

ところが、9月26日朝のいまスマホで検索すると、

2019092501.jpg

___検索結果画面____

(広告4件以内)

検索結果4件

「検索キーワード」に関連する検索キーワード4件

検索結果6件

(広告4件以内)

「検索キーワード」に関連する検索キーワード8件

____

となります。

「query」に関連する検索キーワードを途中に挿入する意味?

上記のように、このままでいくのか、テストなのかはともかくとして、
検索結果4件に、関連するキーワード候補4件、
次いで検索結果6件に、関連するキーワード候補8件、
この意味合いや、そうする理由はなんなのか?

ところで、すべての検索キーワード(query)で上記のようにもなりません。ここはまだよくわからないところです。

たとえば、キーワード「商標」で検索すると、PCはもちろんスマホでも、従来通り、上下の広告を除けば、検索結果画面には、検索結果10件が出て、その後に、「検索ワード」に関連する検索キーワード10件が出ます。

検索結果4件の後に、別の検索キーワード候補をまず4件表示するということは、複合キーワードでの検索にすぐに移れるようにしているのではないか?
まずそのように思いました。

様々な検索意図をもって検索するユーザーがいるビッグなキーワード、検索意図があいまいなキーワードでは、満足できない検索結果が表示された場合には、別の複合キーワードで検索した方がよいかもしれず、その方向にユーザーを誘導しやすくしているのかもしれません。
それでは、ビッグキーワードの検索結果は満足できるものなのか、検索精度はどうなのか?

私は自分の業界の関連キーワードしか調べていないので、なんともいえませんが、下記に詳細に記載する通り、特に「商標」とか「著作権」に関するキーワードでは、企業や団体の著作権表示のページ、保有する商標のページがやたらと検索結果に出てしまうようになりました。

E-A-TとかNeeds Metとかいうけどホントなのか?

「商標登録」と検索すると、やたらと企業や著名団体の、「○○は当社の商標です」みたいな注意書きページが出るようになったのは、2019年8月中旬からの顕著な傾向です。

ちなみに、「商標登録」とは、商標を登録すること、あるいはその手続きの意味合いで、あるいはその方法、あるいはその登録した事例、やってみた体験、などを探したい人が検索のときに入力するキーワードだと思います。
英語だと、「商標登録」=Trademark registrationです。

「登録商標」は、「○○は当社の登録商標です」のように、既に登録済の商標の意味合いで、英語だと、Registered trademarkです。

英語だと、「商標登録」と「登録商標」は完全に別の意味なのに、日本のgoogleでは、だいたい検索結果20位くらいまでは、ほとんど同じような感じです。
これは、「商標」と「登録」を別の単語として扱っていて、「登録商標」と「商標登録」それぞれの固有の意味合いを、きちんと考慮せず、単に語順の違いとして扱っていることに起因すると思われます。

数年前にgoogle社に指摘しましたが、改善されないので、今回のように有力団体、企業を検索上位にするようにしたら、検索結果がめちゃめちゃになってしまいます。

当サイトの特殊要因

まあ、負け惜しみや嫌がらせでこの記事を書いているわけでもないですが、当サイトは複合キーワードでは今もそれなりに上位に表示されますが、「商標登録」では十数年来10位程度だったのが、この1年は20位台、8月以降は30~40位台と、明らかに落ちています。

ただしこれには、当サイト独自の特殊要因が関係している部分もあるかもしれません。
当事務所サイトへの不適切なリンクについてに書いたような、膨大なリンクが当サイトの関連サイトに張られる事案がありました。変なキーワードでのサイトへの流入があったので、いくらかは影響があったと思います。
リンクの否認によりこの問題は終息しつつあり、影響はほとんどないと思います。

しかし今度は、当サイト及び関連サイトのトップページの文章を無断複製した、やはり膨大な数のサイトがあり、この点はgoogleに通報したばかりです。
これが影響しているかどうかはわかりません。
2019092702.jpg
スパムサイトの例

ただ、他に当サイト及び関連サイトが原因と思われる要因が少し判明しましたので、10日ほど前からサイトの修正を行いました。
9月24日のアナウンスより1週間以上前からです。

一般的に、検索結果の順位変動中は、下手にサイトをいじるなということも言われます。
しかし、明らかに一つ判明した原因があり、直していたところ、瞬間的に検索結果圏外になることもありましたが、2-3日前には50位前後まで復活してきたというのが、当サイトの現状になります。

判明したことについては末尾に書くこととして、今回の変動中の検索結果の傾向について述べます。

実際に見てみる

今回のコアアップデートによって、まだ変動もするでしょう。
しかしここ3週間ほどの変動の傾向の延長なので、見てみます。
Chromeのシークレットウィンドウでの検索になります。

「商標登録」で検索すると・・・。

2019092601.jpg

1位から10位まではまあ妥当です。
特許庁、その上位団体の経済産業省、下位団体の日本弁理士会。
ただし日本弁理士会は、従来20位前後までしか上がらなかったので、各キーワードでの上昇が顕著です。私はいい傾向ではあると思います。
Wikipediaも明らかに上がり、その他には一部の弁理士事務所。一般人の体験記もありますが、いつも上位なのが不思議なものもあります。

2019092602.jpg

11位から20位までは、おおむね弁理士事務所。他に法令サイト、辞書サイト、amazonの書籍サイトが20位前後に入ります。
ここまではまあ、おおむね妥当。

2019092603.jpg

検索結果の3ページ目、21位から30位になると、なぜかニュースがたくさん入ってきます。
実は私は、言われているほどgoogleの性能は良くないと思っているんですよね。
前から思っていましたが、結構確信に近いものがあります。
人為的な操作が加わらない自然な検索結果で、突然ニュースサイトばかりが同程度のスコアに集中するということは、普通はありえません。

それにニュースなんて、googleの検索結果の「ニュース」タブをクリックするか、たまに出てくる検索結果中の「○○に関するニュース」のボックスがあればいいと思うのですが、任天堂が「草」を商標登録出願とか、ニュースでもなんでもないですよね?
年間十数万件ある出願を、全部ニュースにしていたらきりがありません。個人がブログに書いても上位表示なんかされない記事でも、Yahoo!ニュースで書けばここに入るわけですね。

それはそうと、上の画像を見てお気づきでしょうか。いよいよ出てきます。

特許庁・経済産業省関係(10位前後まで)
弁理士・法令・辞書・Wikipedia関係(20位前後まで)
商標登録のニュース関係(20~30位前後)
に続く、
「○○は当社の登録商標です」関係が。
こんなページは従来は、検索上位には出るものではありませんでした。

23位 商標登録 | 東京大学
 ※これを調べるなら、「東大 商標登録」、「東京大学 商標」などで検索しますよね。これではNeeds Met評価でいえば「Fails to Meet」です。
29位 の商標登録について - 「鼓童」の商標登録について – 太鼓芸能 ...
 ※タイトルに「○○の商標登録」の○○が入っていません。
32位 商標登録について|企業情報|京都・北山通り 焼肉料理屋 南山
 ※大企業ならともかく、なぜ一地域の焼き肉店が?
35位 京都市:「KIMONO」の商標登録に関して
37位 商標・登録商標について | ソフトバンク
40位 農水産物の商標登録 - グリーンジャパン
45位 商標登録について|大塚製靴株式会社
52位 商標登録につきまして | 一般社団法人 家族信託普及協会
53位 特許・商標登録 - はまざき
54位 奈良県木材協同組合連合会公式ホームページ|商標登録
58位 商標登録証
 ※特定企業のページ
67位 商標登録取得のお知らせ|株式会社吉田システム
69位 「桜流鏑馬®」商標登録について | 桜流鏑馬 | 十和田乗馬倶楽部

なお、30位から60位あたりは、上記以外はおおむね弁理士事務所が入ります。
ところが、60位あたりからは、よくある質問系になります。
その他、100位を過ぎるくらいまでは似たような傾向ではあるものの、弁理士の中古ドメインSEOサイト、一般人のブログ、どうでもいいニュースなど、だんだんゴミサイトだらけに。

まともな弁理士事務所はむしろほとんど出てこないんですね。
ネットでの宣伝に力入れていないにしても、きちんとしたウェブサイトを制作して、質の高いコンテンツを公開しているたくさんの事務所が、まるで出てきません。
これではユーザーの選択肢が少なく、比較検討できるサイトもありません。

googleの性能が予想以上に悪いんじゃないかと思うのは、このあたりを見てわかります。
100位以降になると、アニメ系になるんですよ、このアニメの商標はとか、ずっと続いたりします。

120位をすぎると、マンガの著作権・商標表示ばかりに。
しかもよく見ると電子書籍配信サービスに関する商標の同じ文言ばかり。

2019092605.jpg

まとめ(られない)

高度なアルゴリズムの評価で、このようにきれいに分かれるはずがありません。
結局性能が悪いから、20位まではなんとか形を作って、それ以下は、「商標登録」のようなビッグキーワードであれば、いろいろな情報を探す人がいるから、このあたりの順位でこのジャンル、のように人為的な力も加わって検索結果ができているとしかいえないと思います。
ちなみに、アップデート前からこのような傾向はずっとあります。

もっと範囲の狭いピンポイントの検索キーワードであれば、検索結果はもっと良いものとなるのかもしれません。
モバイルの検索結果画面で、

検索結果6件
「検索キーワード」に関連する検索キーワード4件
検索結果4件
「検索キーワード」に関連する検索キーワード8件

というモバイル表示にしたのは(ずっとそうなるかはわかりませんが)、
検索性能に限界があるから、あるいは20位以下の検索結果の精度はどうでもいいから、複合キーワードであらためて検索してもらいたい、というgoogleからのお願いであると思います。

その他に判明していること

独自性のあるオリジナルなコンテンツをgoogleが重視する、というアナウンスが最近出ていました。
この意図はたとえば、自作自演で類似サイトを複数公開することや、プレスリリース配信サイト、まとめサイトなどで重複コンテンツ、類似コンテンツが増えること、それによる検索結果への影響を排除したいということだと思います。

これ以外に私が思うところは、有料広告などに代わって、最近はSNS等を使ったバズ・マーケティングを請け負う会社が台頭してきていることがあると思います。
リンク以外の言及(サイテーション)をgoogleが考慮していることの裏返しともいえますが、これに対する対策は当然に行うとみていいでしょう。

その他に、大量の無断複製コンテンツを使った逆SEOが蔓延しているのではないかと思います。当サイト、関連サイトに対するスパムを調べてみて、他にも同じ目に遭っているサイトをいくつも見ました。
自分のサイトの文章を3行くらいコピーして、それで検索して、一度調べてみるといいと思います。
2019092701.jpg

検索結果へのどちらの影響をも防ぐには、重複コンテンツへの対処を厳しくすることが有効です。
大企業などのサイトが上位に来ていることや、まとめサイト、アフィリエイトサイトなどが落ちていることも、この影響かもしれません。

ところで、「当サイト及び関連サイトが原因と思われる要因が少し判明しましたので、10日ほど前からサイトの修正を行いました。9月24日のアナウンスより1週間以上前からです。」と書いた点について。

当サイトの重複コンテンツによる影響と、対処した点は下記の通りです。
この数日か1週間くらいで、いくらかは検索結果に改善が見られつつあります。

当サイトでは、トップページ(https://shohyo-toroku.com/)と、CMS(コンテンツマネジメントシステム)のシステム上の理由で、ほぼ同じコンテンツになってしまうカテゴリーページ(http://shohyo-toroku.com/registration.html)とがありました。
変動中に、トップページでなく、カテゴリーページの表示になった一瞬がありました。

さらに同時期に、別サイト(http://kanehara.com/trademark/)にも、類似の文章がありました。
当サイトではなく、この別サイトが検索上位に入れ換わった一瞬もありました。

これらは、15年来掲載し続けていて、これまで重複コンテンツ判定はされなかったものです。
だから15年間、ほとんど修正もせずに掲載し続けており、これが問題になると思いませんでした。

明らかにこれが、8月来の検索結果での当サイトの順位変動に影響していると、ほぼわかったので、変動中であるにもかかわらず、修正を行いました。
カテゴリーページは削除し、関連サイトの文章は大きく変更しました。

それ以外にも、もう一つの別サイトで、別の検索キーワードでも同様のことがありました。
これについてもコンテンツの内容を大きく変更しました。
単に大企業優先と思わない方がいいかもしれません。

私の場合、嫌がらせのようなスパムがあったため、そちらが主原因と思いこんでいましたが、自分のサイトに原因がないか、見直してみることは必要だと思います。
まだ順位は戻ってはいませんが、一瞬圏外になったりすることはなくなり、当サイトではなく別サイトが検索上位に入れ換わって表示されることもなくなりました。

他にも、具体的にどういう弁理士事務所サイトが、上がったり落ちたりしているのか、気づいたことなどもありますが、そこまではちょっと書きません。
9月26日の状況としてはここまでで、推移を見守りたいと思います。

※その後40位台(9月26日夕方)、モバイル検索では30位台。最悪80位以下まで落ちたので、これでも戻ってきたとはいえます。

※32位に上昇、モバイル検索で31位。9月27日1時16分。

※大量の不正複製スパムサイトについて追記
まだキャッシュには残っていますが、googleに通報して数日で早くも消えました。
サイト自体が削除されていますので、どうやってgoogleが対応したのか、こんなに迅速に動くということは、やはり悪影響だったのか、一体いくつのサイトがあったのか(おそらく5ケタ)。
9月27日20時。

※これが原因だった場合には、この記事の前提自体がおかしくなってしまいますが、重複サイト判定があったことも事実と思いますし、このスパムが引き金で重複判定になった可能性もあります。
推移を見守りたいと思います。(2019/9/27)

当サイト及び関連サイトに対するスパム行為の調査レポート(2019/9/30)

※検索順位推移 ( )はスマホ検索
当サイト / 別サイト
89 / - 9月26日朝
46 / - 9月26日夕方
32(31) / - 9月27日1時
54 / 73 9月27日21時
33 / 75 9月27日23時
89 / - (-) 9月28日
69(60) / -(-) 9月29日
69(57)/ -(81)9月29日20時
69(47)/-(70)9月30日2時。
67(65)/-(89)9月30日12時。
55(53)/-(-)9月30日22時。
60(56)/-(75)10月2日9時。
71(61)/ 74(67)10月8日18時。
42(59)/ -(65)10月9日20時。
40(31)/ -(58)10月10日18時。
42(34)/ 77(65)10月11日12時。
35(34)/ -( -)10月22日14時。

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