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たっこにんにく(青森県)
青森県田子町産のにんにくは、八戸農業協同組合が生産・販売しています。
この地域は、都道府県中で日本一の生産量を誇るにんにく・ながいも・ごぼうを出荷しています。
さらに、りんご・洋梨「ゼネラル・レクラーク」などの果樹や、輪菊・バラなどの切り花、さらに畜産では「倉石牛」・「田子牛」といった豊富な種類の農畜産物が産出され、青森を代表する農業地帯となっています。
農協では、消費者の信頼を得るため、生産履歴記帳運動の実践、GAP(農業生産工程管理)導入、残留農薬分析検査等を実施しています。
豊富な農畜産物の総合産地というスケールメリットを活かし、地域の農業振興と活性化に取り組み、「JA八戸ブランド」として日本全国へ発信しています。
こうした中、農協及び加盟農家では、県内でいち早く、にんにくの産地形成に取り組み、これまでに日本一の産地を目指して、品質の管理と宣伝を行い、知名度を高めてきました。現在ではっ全国的に知られたブランドに育ってきています。
収穫後のにんにくは、その全量を農協が冷蔵保管し、生産者が選別調整したものをさらに農協で、一個ごとに点検し、個包装をしています。こうした作業を経て、出荷されたにんにくは、個別包装されて消費者の手元に届けられ、すべてに農協名、連絡先が明記されるようにしています。
知名度の向上とともに、他の事業者が参入し、品質管理の行き届かない商品が出回るようになりました。
このことへの対策として、商標登録によりブランドを守ることを組織的にきめて取り組み、地域団体商標として登録されることを目指しました。
【地域団体商標】
登録第5002091号
登録日:平成18年(2006)11月10日
出願番号:商願2006-29455
出願日:平成18年(2006)4月1日
商標:たっこにんにく
権利者:八戸農業協同組合
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第31類:青森県田子町産のにんにく
にんにく産地への取り組みを開始してから約40年が経過していましたが、取り組みの記録、消費宣伝の写真、新聞記事の切り抜き、テレビ報道のテープ等を保管していたこともあって、無事、商標登録をすることができました。