商標ブランディング | ブランディング | ネーミング | ロゴ商標 | キャラクター
新しいタイプの商標 | 動き商標 | ホログラム商標 | 色彩のみの商標 | 音商標 | 位置商標
各種商標の活用事例 | 立体商標 | 団体商標 | 地域団体商標
登録商標の種類 ≡ 記事一覧
北海道 | 北海道
東北 | 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東・東京 | 茨城 栃木 群馬 千葉 埼玉 東京 神奈川
甲信越 | 山梨 長野 新潟 富山 石川 福井
東海・名古屋 | 静岡 愛知 岐阜 三重
近畿・京都・大阪 | 滋賀 京都 大阪 奈良 和歌山
中国 | 兵庫 岡山 鳥取 島根 広島 山口
四国 | 徳島 香川 高知 愛媛
九州・沖縄 | 福岡 佐賀 長崎 大分 熊本 宮崎 鹿児島 沖縄
南郷トマト(福島県)
南郷トマトは、福島県南会津地方の特産品で、その特徴は、糖度が高く、身が引き締まったしっかりとした食感が味わえること。南会津特有の気候と高い標高、昼夜の気温差がその味と品質を生み出しています。
南郷トマトは夏から秋にかけてのトマトの代表として7月下旬~10月下旬まで生産されています。
1962年(昭和37年)、旧南郷村(現南会津町南郷地区)で初めて栽培が開始され、発祥の地にちなみ「南郷トマト」と名づけられました。2015年には「日本農業賞大賞」を受賞しています。
毎年3月になると、冬の間に積もった、深いところでは2mを超える積雪を溶かすところから、栽培は始まります。
3月下旬から、南郷トマトの種を、一粒ずつ蒔きます。
トンネルの中で温度調節をしながら育てます。
5月になると、苗は1つ1つのポットに植え替えをします。
6月になり、花が咲いたら畑へ植えます。
6月下旬になると小さな実がつき、少しずつ大きくなっていきます。
7月中旬になるとトマトも大きくなり、あとは赤くなるのを待つだけ。収穫の期間は7月下旬から10月下旬まで、選果場での選別・チェックなどを経て出荷されていきます。
「南郷トマト」の入っていた空の段ボールを利用して別のトマトが流通するなどし、ブランド保護・管理をする必要から、商標登録を活用してきました。
地域団体商標制度の導入後は、「南郷トマト」の資料や新聞記事、出版物などでの紹介記事等を収集し、商標登録されました。
【地域団体商標】
商標登録第5015204号
登録日:平成19年(2007)1月5日
出願番号:商願2006-49281
出願日:平成18年(2006)5月30日
商標:南郷トマト
権利者:会津よつば農業協同組合
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第31類:福島県南会津郡下郷町・南会津町・只見町で生産され会津みなみ農業協同組合のトマト選果場において選別出荷されるトマト
南郷トマトの品質管理には、生産物のトレーサビリティシステムを導入し、箱にバーコードを貼り付け、箱詰めされたトマトがどの生産者のものなのか確認できるようにしています。
出荷されるトマトのダンボールにもQRコードを印刷し、生産者の情報にアクセスできるようにしています。
各地のPRイベントなどにも出展し、産地の取り組みを積極的に紹介する活動を行っています。