本場奄美大島紬(鹿児島県)
養蚕の適地である奄美大島では、古くから絹織物が作られていました。
その起源は定かではないものの、染色は本土で行われていた古代染色と同じ技法で、奄美に自生する草木を用いるもので、現在の本場奄美大島紬の染色のルーツとされています。
初期の大島紬は、手紬糸を用いて地機で織られ、島民が着用していましたが、やがて大島紬は薩摩藩への貢物として作られるようになりました。
明治時代に入ると、大島紬は商品として取引が開始され、人気を博するようになりました。
また、奄美大島独特の泥染めが定着し始めました。
1901年(明治34年)には鹿児島県大島紬同業組合が設立され、後に本場奄美大島績協同組合となりました。この頃には締機が開発され、現在の本場奄美大島紬の精巧で緻密な柄を作りだす技術が生まれました。
大正時代以降、大島紬は本絹糸で作られるようになり、絣の摺り込み染色法と抜染加工法が開発されました。多種多様な大島紬が開発され、伝統を守りながら、技術の改善と発展を図って、今日に至ります。
1975年(昭和50年)には、国が指定する伝統的工芸品「本場大島紬」として指定されました。
【地域団体商標】
商標登録第5012251号
登録日:平成18年(2006)12月22日
出願番号:商願2006-29470
出願日:平成18年(2006)4月1日
商標:本場奄美大島紬

権利者:本場奄美大島紬協同組合
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第24類:奄美大島産の紬織物
商品の製造に携わった技術者の写真や名前をインターネット上で確認できる製造履歴(トレーサビリティ)を実施し、本場奄美大島紬のPRのための催事などを全国各地で行っています。

