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中津からあげ(大分県)

大分県中津市は、県の北西端に位置する城下町です。中津城や福澤諭吉旧居などの文化財、歴史的建造物、南部には青の洞門や羅漢寺、耶馬渓といった景勝地があります。
町中いたるところに「からあげ」屋さんがたくさんあり、30以上の専門店が軒を連ねます。

中津市は、古くから商業の町として栄え、明治時代以降、繊維や鉄鋼、さらに窯業、自動車関連、半導体等の企業が立地し、現在では工業の町として発展してきています。

中津のからあげは、第二次世界大戦後、鶏肉・鶏卵の産地でもあった中津地域で自
然発生的に広まったと考えられ、家庭の食卓はもとより、祭や地元のイベント等の食事に日常的に食べられるようになりました。

中津市で初めてのからあげ専門店は、1970年(昭和45年)に開店した森山からあげ店(現・中津からあげ総本家 もり山)、同年に養鶏場から転業してからあげ専門店を開いた細川(現・スーパー細川)で、その原点は、政府の方針で中津にたくさんの養鶏場があったため、あるいは、戦後、旧満州から引き揚げてきた人たちが中国の鶏料理を再現したこと、中津市耶馬溪地区では、鶏肉の保存方法として塩につける醤油につけるといった手法に、鶏肉を揚げるといった料理方法が伝わり、現在のからあげになったこと等がいわれます。

「中津からあげ」という名称は、森山からあげ店が2003年(平成15年)頃に使用したことが始まりといい、中津市内各地にからあげ専門店が増え、現在では50以上の店舗があります。
2010年(平成22年)には「聖地中津からあげの会」が発足し、観光協会等と協力し「中津からあげ」のPRを行ってきました。

【地域団体商標】
商標登録第5817143号
登録日 平成28年(2016)1月8日
出願番号 商願2015-14493
出願日 平成27年(2015)2月18日
商標 中津からあげ
権利者 中津商工会議所
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第29類:大分県中津地方に由来する製法により製造された鶏のからあげ

専門店、観光団体などと「中津からあげ」の使用規則を作り、「中津からあげ」の商標を使用するには、第一に、中津商工会議所の会員であること、そして、品質としては下記の規則を定めています。
①鶏肉をしょうが、ニンニクを基本とし醤油味または塩味を付加した独自の調味液に浸漬した後、油で揚げたからあげに限る。
②使用する鶏肉は100%国産鶏とする。
③調味液は市販のものではなく各店舗で独自に作製したものでなければならない。
④中津市内に本店を構える事務所であること。

「中津からあげ」を提供している店舗を紹介するマップの作成・配布、「からあげフェスティバル」の開催など、「中津のからあげ」ブランドを前面に打ち出して地域で協力知ってのPRが行われています。


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