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福井-登録商標

越前和紙(福井県)

福井県越前市は、県のほぼ中央に位置しており、市の中央を北陸自動車道と国道8号が縦断し

、交通の要所となっています。
越前和紙を生産地するこの地域は、県内でも有数の水のきれいな土地柄で、紙づくりにかかわる多くの人々が集落を形成して暮らしています。
越前和紙のふるさとには、継体天皇の頃の発祥について、紙漉きの紙祖神、川上御前の伝説が伝えられ、1500年の歴史があるといわれます。

越前和紙の製造工程は実に多く、基本となる8つの工程と、それに和紙の種類・職人の一手間から来る追加工程とからなっています。これらは古くから伝わるもので、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)、麻(あさ)などの主原料のほか、トロロアオイなどを補助材料として用います。

基本となる8工程は、大きくは下記の3段階に分けられます。
煮熟(しゃじゅく)とは、繊維質を抽出しやすくするために原料を加熱処理することです。
叩解(こうかい)は、繊維質をたたいて分解することです。
抄紙(しょうし)は、分解した繊維をもとに紙を漉いていく作業です。

越前和紙には、麻紙、局紙(画用紙、版画用紙、証券、紙幣等)、奉書紙、鳥の子紙、襖紙、小間紙、檀紙、画仙紙などの豊富な種類があります。
特に画用紙として雲肌麻紙やMO紙(局紙)、版画用紙として越前奉書、MO紙が高い評価を得ています。
さらに、一般に日本最初の藩札とされる福井藩札は、越前和紙を使って製造され、後にに丸岡藩札も越前和紙で発行されました。
1868年(明治元年)、明治新政府はそれまでの各藩の藩札に代わって「太政官札」を発行し、これに採用されたのも越前和紙でした。現代の日本銀行券の紙すき技術、すかし技術も、そのルーツは越前和紙でした。

【地域団体商標】
商標登録第5140246号
登録日 平成20年(2008)6月13日
出願番号 商願2007-31950
出願日 平成19年(2007)4月3日
商標 越前和紙
権利者 福井県和紙工業協同組合
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第16類:福井県越前市とその周辺地域で生産された奉書紙その他の和紙・和紙製の板紙・和紙製の加工紙・紙製文房具用和紙・コースター作成用和紙・紙製ランチョンマット用和紙・紙袋用和紙・紙製テーブルクロス用和紙・紙製のぼり用和紙・紙製旗用和紙・紙製ハンカチ用和紙・紙製手ふき用和紙・紙製タオル用和紙・紙製テーブルナプキン用和紙・紙製衛生手ふき用和紙・印刷用和紙

地域団体商標の「越前和紙」以外にも、「レーヨン大礼」、「本大礼」など通常商標も取得しています。
組合では、和紙のトレーサビリティの推進を図るため、生産された越前和紙にトレーサビリティシールを付しています。

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