三朝温泉(鳥取県)
三朝みささ温泉は、世界屈指のラドン泉として知られる鳥取県の名湯です。、 「三たび朝を迎えるころには元気になる」という言い伝えから名づけられました。 行者たちの修行の場として古くから急峻な山岳修験の霊場であった三徳山と、参拝前に心身を清める場であった三朝温泉とが、「日本遺産(Japan Heritage)」の第一回認定(平成27年)選ばれました。 三朝温泉はどんなところ? 三徳山は山岳修験の霊場であり、急峻な地形と独特の意匠をもつ建築とが織りなす独特の景観が圧倒的です。 建築方法は今も謎の、断崖絶壁に建つ三徳山の象徴、投入堂、不動堂は、信仰の象徴である蔵王権現像を配された「六根清浄」が満願成...
隠岐牛(島根県)
隠岐おき牛は、島根県・隠岐諸島で生まれ育った黒毛和牛だけが名乗れる、「幻の和牛」といわれるほどのブランド牛です。 隠岐諸島は、島根半島の北、約50kmに位置する群島で、隠岐島おきのしまとも呼ばれます。 約180の島に4つの有人島があり、島根県隠岐郡に属し、海洋の環境や生物、漁業などの人の営みも含めた島全体が「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」として認定されています。 隠岐牛は、年間約1200頭も生まれる島内の牛から、徹底した管理をしながら飼育され、「隠岐牛」として市場に出回るのはその1割程度という、希少な黒毛和牛です。 ブランドとしての基準も厳しく、隠岐4島で生まれ飼育された黒毛和種のうち、日本...
赤間硯(山口県)
赤間硯あかますずりは、山口県下関市の赤間関、現在の壇ノ浦周辺で作られる伝統的な硯です。 宮城県の雄勝硯おがちすずり、山梨県の雨畑硯あまはたすずり、三重県の那智黒硯なちくろすずりとともに、日本四大硯の一つに数えられています。 赤間硯の特徴は? 赤間硯は、地元の赤間石から作られます。 赤間石は、山口県宇部市周辺で採掘される、赤褐色から紫色の輝緑凝灰岩です。きめが細かく適度な硬さがあり、墨を滑らかに擦れることから、硯の材料として最適です。 赤間硯はその美しい色合いと彫刻のしやすさから、実用品としてはもちろん、彫刻を施した鑑賞硯としても長く愛され、800年以上の歴史を持つ伝統的工芸品となりました、 赤...
広島かき(広島県)
広島かきは、広島県で育てられる牡蠣の総称です。 広島かきは、全国の生産量の約60%も占める、日本の牡蠣養殖の代表的なブランドです。 栄養豊かな瀬戸内海で育ち、旨味が濃く、身がふっくらしていること、安定した品質で知られ、全国の市場や飲食店で高い評価を受けています。 広島かきの養殖は、江戸時代初期から460年を超える歴史をもち、伝統的な地場産業から、現在では全国ブランドへと発展しています。 広島では、縄文時代、弥生時代から牡蠣が食べられてきた痕跡も残されています。 広島湾は、牡蠣の餌となる植物プランクトンが豊富で、海は瀬戸内海の小島に囲まれた穏やかな環境が一年を通じて保たれ、牡蠣の養殖には最適です...
大山ブロッコリー(鳥取県)
鳥取県にある大山は、富士山のような姿形の美しい山で、古来から日本四名山の一つに数えられています。 大山ブロッコリー、その特徴 大山にはブナの原生林があり、その麓にはほくほくの黒ぼく畑が広がっており、そこでブロッコリーが育っています。 ブロッコリーは全国で栽培されていますが、鳥取県の大山町を中心とする鳥取西部一円で大山の懐に抱かれて育ったブロッコリーを、地元では大山ブロッコリーと呼んでいます。 大山町のブロッコリーは、1970年代から栽培が始まりました。 長年培ってきた栽培技術と、大山山麓の新鮮な空気、水、黒ボク土壌で育まれたブロッコリーは、柔らかさと甘みが特徴で、茎まで食べられます。 生産者は...
石州瓦(島根県)
山陰地方では、赤い屋根の町並みや集落を山陰地方では至るところで見ることができ、山陰の家の特徴といえば、この赤瓦です。 「石川瓦」とは? この色は、同じ島根県の出雲地方で産出される含鉄土石「来待石」を釉薬に使用することに起因し、独特の赤褐色で知られる石州瓦は、三州瓦・淡路瓦と並び、粘土瓦の日本三大産地の瓦です。 島根県西部の石見地方で発達した、石州瓦の歴史は、江戸時代初期にまで遡ります。 伊勢の国・松坂城より、浜田藩初代城主が浜田に入り、摂津国より瓦師を連れてきて瓦を造らせ、築城したことに始まります。 石州瓦は、江戸時代初めに誕生し、江津市の都野津地区を中心に、大田市、浜田市、益田市などでも生...
府中家具(広島県)
府中市は広島県東部の内陸部に位置しており、300年以上前の江戸時代から、今では府中家具として有名になった箪笥づくりが始まりました。 「府中家具」の生産地 府中家具の産地は、古代国府(備後国府)があった地域一帯で、古代より山陽道は、この地から三原へ抜けるルートであったといわれます。その後には石見銀山から笠岡を結ぶ石州銀山道が整備され、府中は福山城下郊外に位置する物資の中継地として栄えました。 江戸時代から始まった手工業が、府中においては備後絣などの繊維産業、備後葉と呼ばれたタバコ産業、味噌などの醸造業、そして長持や建具などの指物(木工業)が発達し、近代からは織物・機械・金属加工業、家具製造が発達...
岡山白桃(岡山県)
岡山白桃は、岡山を代表する果物のブランドです。 岡山県では他にも、マスカットなどのブドウや、梨などの果物の生産が盛んです。 「岡山白桃」の生産 岡山の桃は、白桃系品種においては日本一の生産量を誇ります。 美しく輝くような者の果実1つ1つ袋を掛け、丁寧に育てられた白桃は、古くからブドウなどとともに贈答用の高級果実として珍重されてきました。 清水白桃が有名ですが、加納岩白桃、白鳳、白麗、瀬戸内白桃などの多彩な品種があります。 7月下旬から8月にかけてが、桃の収穫の最盛期です。 岡山白桃の全国的な認知度を一層向上させ、高品質の桃を安定生産し、ブランド強化を図るため、地域団体商標の登録をしました。 地...
千屋牛(岡山県)
岡山県新見市にある阿新(あしん)農業協同組合には、地域を代表する特産品として、江戸時代から継承する「千屋牛」があります。 また、ブドウ(ピオーネ)、トマト(桃太郎)、米などと、豊かな自然環境に恵まれた多くの特産品があります。 「千屋牛」とは? 「千屋牛」が出荷されるまで 和牛のふるさと・新見で生まれた千屋牛は、日本最古の蔓牛「竹の谷蔓」の系統をひく優秀な黒毛和種です。 豊かな自然と天候に恵まれ、肉用牛の盛んな岡山県内でも有数の優良肉質の和牛です。 「千屋牛」は、新見市内で繁殖・肥育一貫生産されたもの、または岡山県下で生産された子牛を導入し、新見市内で約18か月間以上肥育されたものと決められてい...
下関ふく(山口県)
全国に下関といえばフグ(河豚)が名物として名を知られていますが、下関では河豚のことを「ふく」といいます。ふくは福につながる、毒の処理した身をさらしに巻い て一晩寝かせ刺身を引くので「布久」という、等のいろいろな説があります。 「下関ふく」とはどのようなフグ? ふぐを水槽で生かし、身の締め方、独特の身欠き(さばき)方など、永年伝えられてきた技術が、今も河豚の一大集積地として他を寄せ付けず、南風泊魚市場で水揚げし、身欠きにされたふぐを「下関ふく」と称します。 日本国内に流通するトラフグのうち、天然物はわずか1割ほど。 フグ漁は、主に一本釣や延縄による釣り漁と、底曳網、定置網、刺網を使った漁とにより...

