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近江牛(滋賀県)
近江牛(おうみうし)は、飼育期間の中で滋賀県内でもっともも長く肥育された黒毛和種の和牛の呼称です。また牛肉にも用いられる名称で、三大和牛の一つとされています。
琵琶湖に代表される豊かな自然の中で育てられた、琵琶湖の水を飲んで育つ近江牛は、元は農耕に使われていた但馬系の牛がルーツです。
近江牛は、江戸時代からの歴史があります。1590年、秀吉の小田原攻めのときに牛肉を振る舞われたとされる史実や、江戸時代後期、養生薬として干し肉に加工された牛肉が彦根藩から将軍家へ献上されたとの記録や、大名に味噌漬・粕漬などの加工品が贈られたとの記録があるといわれます。
明治時代になって西洋文化の影響で牛肉食が始まると、近江牛の消費も拡大し、清冽な水や栄養バランスに配慮された飼料で育まれたその肉質は霜降り度合が高く、今日では全国的にその名が知られます。
1956年(昭和26年)には「近江肉牛協会」が設立され、東京の百貨店での催事を開催するなど、滋賀県の産品の中でも高い知名度を誇っています。
【地域団体商標】
商標登録第5044958号
登録日:平成19年(2007)5月11日
出願番号:商願2006-34059
出願日:平成18年(2006)4月1日
商標:近江牛
権利者:滋賀県食肉事業協同組合、滋賀県家畜商業協同組合、全国農業協同組合連合会
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第29類:滋賀県産の牛肉
「近江牛」は、黒毛和種の和牛が滋賀県内で最も長く肥育された場合に許される呼称ですが、近江牛の中でも次の要件を満たす特に品質が高い近江牛に対しては、認証「近江牛」 として認定書が発行されます。
1.「近江牛」の中でも、枝肉格付がA4、B4等級以上のもの
2. 協議会の構成団体の会員が生産したもの
3. 滋賀食肉センターまたは東京都立芝浦と畜場でと畜・枝肉格付されたもの