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赤間硯(山口県)-商標登録ドットコム™

赤間硯(山口県)

赤間硯あかますずりは、山口県下関市の赤間関、現在の壇ノ浦周辺で作られる伝統的な硯です。
宮城県の雄勝硯おがちすずり、山梨県の雨畑硯あまはたすずり、三重県の那智黒硯なちくろすずりとともに、日本四大硯の一つに数えられています。

赤間硯の特徴は?

赤間硯は、地元の赤間石から作られます。
赤間石は、山口県宇部市周辺で採掘される、赤褐色から紫色の輝緑凝灰岩です。きめが細かく適度な硬さがあり、墨を滑らかに擦れることから、硯の材料として最適です。

赤間硯はその美しい色合いと彫刻のしやすさから、実用品としてはもちろん、彫刻を施した鑑賞硯としても長く愛され、800年以上の歴史を持つ伝統的工芸品となりました、


赤間硯の歴史

赤間硯の起源は、平安時代にはすでに赤間石を硯の材料として使っていたという説もあります。
古くから良質な石材の産地として知られ、硯作りに利用されたと考えられています。

鎌倉時代以降、赤間硯は武家文化とともに発展してきました。
武士の間では文筆、教養が重視され、硯の需要が増加したため、この頃から赤間硯の名が広まり、実用硯としての評価が広まります。

江戸時代には長州藩の保護を受け、赤間硯は藩の特産品として生産が奨励されるようになりました。
書家や学者に愛用され、彫刻を施した鑑賞硯も増えることとなり、工芸品としての芸術性が高まります。

明治、大正、昭和と時代が下るにつれ、文房具の近代化とともに硯の需要は頭打ちになりました。
しかし書道での需要のほか、工芸品としての価値も見直され、職人たちが技術を継承してきました。
1976年(昭和51年)には国の伝統的工芸品に指定され、実用と鑑賞の両面で評価されています。

地域団体商標「赤間硯」

登録第5883823号
登録日:平成28(2016)年 9月 23日
商標:赤間硯
商標「赤間硯」
権利者:山口県赤間硯生産協同組合
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第16類 赤間関(山口県下関市の旧名)地域から宇部市大字西万倉周辺地域で産出される赤色頁岩もしくは赤色砂岩頁岩と赤色・緑色頁岩を用いて製作される硯

赤間硯生産協同組合の取り組み

赤間硯生産協同組合
赤間硯生産協同組合(くすのき商工会) https://www.kusunoki-shokokai.jp/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E4%BC%81%E6%A5%AD-1/%E8%B5%A4%E9%96%93%E7%A1%AF%E7%94%9F%E7%94%A3%E5%8D%94%E5%90%8C%E7%B5%84%E5%90%88/


山口県の赤間硯生産協同組合は、赤間硯の原産地である宇部市北部の万倉岩滝地区の硯職人により、運営されています。赤間硯という伝統工芸を守り、次世代につなぐために幅広い活動を行っています。

赤間硯の原料である「赤間石」は産出量が限られ、原石は作り手自ら坑内掘りで採石を行っています。組合が中心となり赤間石の砕石場所の管理、資源保護を行い、採石・製作から販売までを一貫して行っています。
組合員である職人どうしで技術を共有し、伝統的な製法を守るための研修や情報交換、後継者の育成を進めています。

赤間硯は、国の「伝統的工芸品」の基準を守り、認定制度や品質管理を行うことで、ブランド価値を維持しています。
展示会・物産展・イベントへの出展や、学校・文化施設での体験会などを通じ、赤間硯のPRや販路拡大に努めています。


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