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富岡シルク(群馬県)-商標登録ドットコム™

富岡シルク(群馬県)

富岡シルクは、群馬県富岡市にある明治の世界遺産「富岡製糸場」の歴史を背景に、今なおわずかに続いている養蚕農家がつくる繭と、絹織物産業が丹精込めて製造する、高品質なシルク製品です。

現在、日本国内で流通する生糸全体の中で、国産生糸が占める割合は0.1%ほど。
日本で加工した絹製品は、輸入生糸を使用しても「国産」ですが、富岡シルクは富岡産の繭だけを使用した「純国産」です。
富岡シルクは、富岡シルク推進機構が、繭生産からすべての生産工程が国内にて行われる絹製品のトレーサビリティ(生産履歴)を明らかにすることによpり、伝統の純国産シルクとして守られ続けています。

世界遺産・富岡製糸場

富岡製糸場
富岡製糸場 https://www.tomioka-silk.jp/_tomioka-silk-mill/

富岡製糸場は、1872年(明治5年)年に操業し、日本の蚕糸業は富国強兵の掛け声のもと、世界一の水準になり、重要な輸出産業に発展しました。
1873年に開催されたウィーン万国博覧会では、受賞作品が品質の高さを世界に知らしめました。

原料となる繭を生産する養蚕技術も研究が重ねられ、群馬県はじめ、山梨、長野、福島などでは養蚕が盛んに行われ、1909年には日本の生糸輸出量は世界一となりました。

富岡製糸場がこの地に建設されたのは、古くから養蚕が盛んであったことのほか、良質な桑が育つ水はけの良い土壌、養蚕に適した温暖な気候、絹織物産業に必要な清らかな水などがあります。
妙義山を望み、鏑川の清流が流れる富岡の町は、からりと乾燥した上州の風が蚕の生育にも適しており、養蚕は農家の副産業として昭和の時代までは広く行われてきました。

富岡シルクができるまで

産業構造の転換や、円高による輸出価格の変動、化学繊維の普及などにより、養蚕業が衰退の一途をたどり、純国産シルクを製造するための繭は、富岡市内でも数戸にまで減少しました。

群馬県では、養蚕の技術進歩に伴い、細い糸を吐き、夏に強く、糸の量も多いなど、さまざまな特性をもつ蚕が開発され、ぐんま細、ぐんま200、ぐんま黄金、なつこ、蚕太などの多くの品種があります。
希少な最高級蚕品種「ぐんまほそから、「富岡シルク」を製造するための糸は生み出されます。
繭糸が細く、全国でも群馬県の富岡市と安中市のわずか数戸の農家のみが生産する希少な蚕が繰り出す糸は、細いばかりでなく、染色性に優れ上品な光沢が魅力です。

農家で生産された繭は、すべて富岡シルク推進機構に納入され、0.01gまで量れる計量による独自基準での検査による選別が行われます。

繭は、隣の安中市にある製糸工場「碓氷製糸」で生糸に加工されます。
碓氷製糸の工場では、繭を煮てから糸を最先端の自動繰糸機にかけ、数本の糸を撚り合わせて均一な生糸が生まれます。

富岡シルク推進機構オリジナル商品は、厳しい検査をクリアした「ぐんま細」の繭からできた生糸100%を使用して作られます。
繭の生産から製糸、織り、染色、加工まですべて日本国内で生産されたトレーサビリティ(生産履歴)の明確な、希少価値の高い「純国産」シルク製品ができあがるのです。

地域団体商標「富岡シルク」「TOMIOKA SILK」

登録第6949127号
登録日:令和7(2025)年 7月 17日
商標:富岡シルク
商標「富岡シルク」
権利者:一般社団法人富岡シルク推進機構
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第23類 群馬県富岡市産の繭を主要な原材料とする生糸(「脱脂屑糸」を除く。)
第24類 群馬県富岡市産の繭を主要な原材料とする生糸を用いた絹織物(「畳べり地」を除く。),群馬県富岡市産の繭を主要な原材料とする生糸を用いた絹織物類


登録第6949124号
登録日:令和7(2025)年 7月 17日
商標:TOMIOKA SILK
商標「TOMIOKA SILK」
権利者:一般社団法人富岡シルク推進機構
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第23類 群馬県富岡市産の繭を主要な原材料とする生糸(「脱脂屑糸」を除く。)
第24類 群馬県富岡市産の繭を主要な原材料とする生糸を用いた絹織物(「畳べり地」を除く。),群馬県富岡市産の繭を主要な原材料とする生糸を用いた絹織物類

富岡シルク推進機構の取り組み

富岡シルク推進機構
富岡シルク推進機構 https://www.tomioka-silkbrand.jp/


富岡シルクを使用した純国産絹製品には、富岡シルク推進機構が認証した「富岡シルクブランドマーク」が交付されます。
「富岡シルクブランドマーク」は、厳選された富岡産の繭100%を原料とし、国内で製造された純国産の絹製品であることを示すマークです。

富岡シルクプラチナマーク
富岡シルクプラチナマーク https://www.tomioka-silkbrand.jp/tomioka-silk/brand/


富岡製糸場の世界遺産登録により、富岡シルクは大きな注目を浴びることとなりました。
これを機に、富岡シルクブランド認証委員会では、魅力あるシルクの製品の認証制度として、「富岡シルクプラチナマーク」を導入しています。
「富岡シルクプラチナマーク」は、厳選された富岡産の繭を100%使用し、国内で製造された純国産の絹製品であるばかりでなく、企画段階からの審査を経て、デザイン性などに優れている製品のみが認定されるものです。
タグの裏面には蚕品種名、繭生産地、製造履歴、申請者等が表記され、製品のトレーサビリティを明確にしています。

富岡シルク製品は、世界遺産・富岡製糸場内にある「富岡シルクギャラリー」で販売しています。
東京・有楽町のジャパンシルクセンターほか、デパートでの販売も行っています。
富岡シルクのオリジナル商品には、ストール、ネクタイ、ポケットチーフ、スカーフ、ファッション雑貨・小物などがあり、いずれも希少な高品質シルク製品です。


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