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紀州みなべの南高梅(和歌山県)
梅の生産量日本一を誇る和歌山県の中でも、「南高梅」は和歌山のブランド梅を代表する品種です。みなべ町で生産される南高梅は、日本全国の7割以上の生産量を誇ります。
1902年(明治35年)、旧上南部村の高田貞楠氏が、当時としては優秀な内中ウメから実生苗60本を購入して植栽し、その中から紅色が美しい大粒、豊産性の個体を発見しました。
これを母樹として大切に育て、「高田梅」と名付けて現在の南高梅の基礎をつくりました。
戦後、村にある梅の品種統一を図るため、村内所から選抜された114個体から、白玉梅、改良内田梅、薬師梅、地蔵梅、高田梅、養青梅の6品種が選抜されました。
その中から、高田梅が優良母樹に選ばれました。
「南高梅」と命名されたのは1965年です。
南高梅は、大粒な果実で、果肉が厚く大変やわらかいため、梅の最高品種として重宝されています。主に梅干しや梅酒として加工され、贈答品としても高い評価を得ています。
従来、南高梅を出荷する際に使用するダンボールケースには、図形商標「南高梅みなべ農業協同組合」の商標が印刷されてきました。
地域団体商標制度の誕生を契機に、下記の商標登録を受けました。
【地域団体商標】
商標登録第5003836号
登録日:平成18年(2006)11月17日
出願番号:商願2006-29485
出願日:平成18年(2006)4月1日
商標:紀州みなべの\南高梅
権利者:紀州農業協同組合
商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第29類:和歌山県みなべ地方産の南高梅を主要な原材料とする梅干
第31類:和歌山県みなべ地方産の南高梅
南高梅は、地域については、生産者をみなべいなみ農業協同組合の組合員として、みなべ地方に限定し、品質については紀州梅の会が認定する特選マーク入りの商品であること、トレーサビリティシステムに登録したものに限定しています。
地域団体商標「紀州みなべの南高梅」の使用要領を定め、使用許可書を発行したのち、使用することを認めています。