商標ブランディング | ブランディング | ネーミング | ロゴ商標 | キャラクター
新しいタイプの商標 | 動き商標 | ホログラム商標 | 色彩のみの商標 | 音商標 | 位置商標
各種商標の活用事例 | 立体商標 | 団体商標 | 地域団体商標
登録商標の種類 ≡ 記事一覧
北海道 | 北海道
東北 | 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東・東京 | 茨城 栃木 群馬 千葉 埼玉 東京 神奈川
甲信越 | 山梨 長野 新潟 富山 石川 福井
東海・名古屋 | 静岡 愛知 岐阜 三重
近畿・京都・大阪 | 滋賀 京都 大阪 奈良 和歌山
中国 | 兵庫 岡山 鳥取 島根 広島 山口
四国 | 徳島 香川 高知 愛媛
九州・沖縄 | 福岡 佐賀 長崎 大分 熊本 宮崎 鹿児島 沖縄
稲城の梨(東京都)
稲城市は、奥多摩から流れる多摩川に近く、多摩川両岸の市町村は、「多摩川梨」の産地として知られてきました。
神奈川県側でも、川崎市がなしの産地として知られ、都市化の進む中でも梨農家が残り、生産が続けられています。
稲城市は、都内最大の梨産地で、農協の稲城支店果実部の梨農家によって、梨作りが続けられています。
稲城市で生まれた品種「稲城」は、大玉の甘い梨です。
日野市農業協同組合・七生農業協同組合・多摩市農業協同組合・稲城市農業協同組合が合併し、東京南農業協同組合は平成元年に誕生しました。
郊外のベッドタウンとして都市化が進む中、梨のほか、ブドウ、イチゴ、りんご、ブルーベリーなどの果樹栽培が行われています。
ナシ栽培は、元禄年間(1688~1703)に始まり、多摩川の沿岸には明治時代には60ヘクタールもの梨園があり、現在でも100戸以上の梨生産農家があります。
「多摩川梨」は、生側により運ばれた砂利などの水はけのよい土壌と、湧水の豊富な地域で生産される梨の総称として定着し、生産される品種には多摩、幸水、稲城、豊水、二十世紀、新高などがあります。
稲城市や日野市では、巨峰の系統のブドウ新品種「高尾」もあり、高級ブドウとして知られ、栽培されています。
都市化の進む中で栽培される稲城の梨は、安心・安全な農産物を提供するため、直売所での販売など、地産地消の取り組みやPRが行われています。
そうした中、地域ブランドとして地域団体商標の登録もされました。
【地域団体商標】
商標登録第5002134号
登録日:平成18(2006)年 11月 10日
商標:稲城の梨
権利者:東京南農業協同組合
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第31類:稲城産の梨
稲城の梨は、他の産地の梨との差別化を図りブランド化するため、1990年から指定資材を導入し、栽培技術と品質を均一化しています。
「梨ぼうや」入りのロゴマークも作成し、チラシや資材などに活用し、PRを行っています。
商標登録第4896570号
登録日:令和7(2025)年 9月 22日
商標:もぎたての 稲城の梨
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第31類:梨,梨の木